2016/04/11

【渡航報告】2016年春渡航2/22~3/3 6日目

こんにちは清水です。
6日目の2/27日はえりさんに自分たちのワークショップを見せてフィードバックをいただきました。たんぽぽ保育園のワークショップの日が近づいてそれぞれのグループが最後の詰めの段階に入りました。子どもたちの反応を思い浮かべながら遊びを整理していきます。




午後には藤田真理と湯山秀平からの卒業生からのワークショップを行いました。
それは卒業生が最後にメンバーに伝えたいことを伝える場として生まれたのですが、それぞれの思いをぶつけ合ういいワークショップになったと思います。
内容としては相手と見つめ合う、返事にはどのようなものがあるか考えてそれを意識した上での会話として自分の好きな食べ物や尊敬する人について語り合う、Saopopoの活動を振り返る、メンバーのいいところと悪いところを言い合うなどをしました。
最後のメンバーについて言い合う時間は自分はとても楽しめて、同時にメンバーとの壁がなくなっていったのではないかと思います。
これらをやった理由は普段のミーティングでの発言量や雰囲気を良くするためにどうすればいいだろうか?と卒業生の二人が考えて、相手の目をみることや返事をすることはもちろんメンバーの価値観や団体やメンバーへの思いを共有する場が必要だと考えたからでした。
大学生の行うボランティアはNPOなど大きな団体が行うものに比べて規模やできることに限りがあります。
ではどのような意味があるのか?
卒業生の一人の湯山の感想文にこのような文があります。

この企画が立ち上がったのは、先述した自身が抱える団体への悩みや不満がきっかけでした。各々が心の底で感じていることをぶつけようとしない、それを受け止めてあげる雰囲気がない。これは特定の誰ということではなく、状況を問題視する僕も含めた全員に共通する課題でした。
 確かに、活動に参加する動機や想いに触れることなく、機械のようにやるべきことを淡々とこなすだけでも、ベトナムの子どもたちに向けた企画を作り上げることはできます。適材適所に分担した役割に正確な時間管理で行われるワークショップは一見すると完璧で、非の打ち所がないように思えます。けれど、想いのこもっていないワークショップは、最後の最後で子どもたちや、保育士さんたちに届かない。僕はそう信じています。練りに練られた企画は、みんなの想いがふきこまれてこそ、相手の心の琴線に触れるはずです。対象に伝えたいことがメンバー間で一致していれば、企画中に起きる多少のハプニングは取るにたらない問題です。
 こうした考えのもと、Saopopoに所属する個性豊かなメンバーたちが、「何を」だけではなく「なぜ」という問いを出発点に、思考し行動できるようになることを意図したのが今回のワークショップで、、、(以下略)

学生のできることは少ないから想いも大きな団体に比べると劣っているとは限りません。
その想いをかたちにすることで関わっている人すべてが成長できるような活動をSaopopoは目指しており、このワークショップはその観点から見てとても有意義なものだったのではないかと思います。



そして夜には念願だった火を噴くドラゴン橋を見ることができました。
トゥアンさんとタオさんも来てくれて一緒に写真を撮りました。
人が大勢集まっていましたが近くで見ることができてよかったです。


















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