2016/01/23

【1月9日】 多田純也さんがレクチャーを行ってくださいました!



お久しぶりです。今回のブログを担当する矢澤です。
本日は前回の渡航にもご参加くださった多田純也さんがレクチャーをしてくださいました。





私たちはベトナムでワークショップを行っておりますが、今回のレクチャーにより、
WSに対する視野が広がりました。



まず、”遊び”の特徴についてお話しくださいました。
遊びとは、自由にはじめ、自由にルールを作り、変え、そして終わらせることのできるものである、と多田さんはおっしゃいました。
遊びとは、自発的に行うことであり、強制されるものではないことを学びました。
私たちがWSを行う上で大事なことは、私たち自身が面白いと思うことを伝える、
という視点を持つこと、そこから子供たちが自由に発想していくことであることを再認識しました。
 また、今回多田さんが強くおっしゃっていたことの一つに、現代の日本では、子供の異年齢集団が作られにくくなり、子供による小さな子供への遊びの伝承が途絶えてしまいつつあることがあります。子供たちは楽しそうに遊ぶ大きな子供たちへの興味が強く、そして憧れをもつものです。ですから子供による遊びの伝承は非常に大切であると感じました。




後半はメンバー、そしてこの日お越しくださったおもちゃコンサルタントの友近さんも交えて”遊び”ました。
 単純だと思っていたことができなかったり、また”できない”チームのほうが盛り上がったり、と”遊び”という失敗が許された唯一の機会だからこそ心から何事も楽しめるひと時を過ごすことができました。






 また、私が個人的に驚いたことは、多田さんは後半のレクを事前に考えていたわけではなかった、という点です。その場の雰囲気に合わせたレクを次から次へとお出しになっていました!
 私たちはまだ事前に準備して、計画を分刻みで練って、それから渡航しWSを行っていますが、このようにその場に合わせて変えられる、(”遊び”の特性のひとつですね!)そんなWSができたら素敵です!(夢のまた夢ですが…)




多田さん、本日は素敵な時間をありがとうございました!
また頻繁に様子を見に来てくださる友近さん、ありがとうございます!
またお会いできる日を楽しみにしております!

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