シンチャオ!こんにちは!saopopoメンバーの永易です。今回が初投稿となります。
前回の更新から時間が空いてしまいましたが、引き続き!わたしたちがつくったおもちゃとWSについてお伝えしていきたいと思います。
今回わたしは、 “ふしぎを体験してみよう” というテーマをもとに3歳児さんにむけてWSを行いました!キーワードとなる「ふしぎ」体験のメイン素材としてわたしが選んだのは磁石です!! ベトナムにはあまり磁石が普及していません。ましてやそれが遊び道具になるなんて…! 日本では当たり前ですが、ベトナムの子どもたちにとってはそれが新鮮な刺激になるのではないだろうか?!性質を理解できなくても、「なんでだろう?」の体験が子どもたちの今後の学びに役立つのではないだろうか?!そう考えてわたしは磁石を選びました。
しかし問題がありました。それは3歳児さんが対象だということです。3歳児さんに磁石の引き合う、反発しあうという性質をわかりやすく感じてもらうにはどうしたらよいのか、磁石を使ったどんな遊びがよいのかということを考え、悩みました。そこでわたしが工夫したのは、WSの進め方です。1日目はまずおもちゃ同士がひっつくという体験、おもちゃにおもちゃ以外のものがひっつくという体験をする。2日目は1日目の体験を経て、ひっつきあったおもちゃで様々な種類の遊びができるという体験をする。このように順序だててどんどん遊びを広げていこうと決めました! 行ったWSの様子がこちらです。
自分だけのおもちゃづくり |
2つのおもちゃがくっついた! |
みんなお手本に集中…! |
狙いを定めて…… |
とれた!!!!! |
高くつみあげたり |
迷路をくねくね進めたり |
高いところからころがしたり |
他にもたくさんの種類の遊び方をしました☆ なかには、ひっつくものとひっつかないものがあるということに気づいている子や、時間の関係で省略した、磁石の反発しあうという性質に遊びながら気づいている子もいて、子どもの発見力に驚かされました!! WS後に担任の先生からお話をうかがったときに、子どもたちがなんでなんでとすごく聞いてきた!という報告を受けたことや、またWS中も子どもたちのふしぎそうにしながらも嬉しそうに遊ぶ様子から、わたしが掲げていた”ふしぎを体験してみよう”という目的が達成されたのではないかな、と思っています(*^^*)
しかし、上手くいったように思えたWSにも課題は多く残されていました。WSは子どもたちにただ楽しんでもらうことが目的ではありません。 あそびを通して、
・自ら新しい発見をし自らの創造力を高めてもらう
・ルールを守って相手と協力し社会性を身に付ける
・手先の器用さを鍛える
など、あそびを通して子どもたちに伝えたいことはたくさんあります。わたしは、用意したコンテンツを全部体験してもらいたい、WSを上手く進めたいということばかりを考えて、時間をたっぷりとって子どもたちに任せるのではなくてこちら主導ですすめてしまったり、順番に並ぶということを徹底できなかったり、、 WSを時間内に上手く進めたいという自らの気持ちばかりが先走り、本当に子どもたちのために何をすべきなのかということにまで配慮できでいませんでした。
わたしにとって、今回2回目の渡航となりましたが、単なる満足感におわった去年とは違い、充実感よりも課題の多く残る渡航となりました。しかしこの課題は、次につながる大きな一歩、目標です。今回の渡航を経て、改めて活動の意味を捉え直し、この活動を続けていきたいと思うようになりました。あそびという目にみえないものの成果を出すこと、相手に伝えることは難しいですが、活動を継続し、活動を広げていくべく、模索していきたいと思います。
カムオン!!(ベトナム語でありがとうという意味です^^) |
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